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                          ■制空塾の閉鎖(2014/05/08記)

                     長い間、有り難う御座いました。  

  この度、年齢的、体力的にも総合格闘技、フルコンタクト空手スタイルの練習生、出稽古の方々へのスパーリング相手が出来なくなり、残念ながら15年間の総合スタイルの格闘技、
制空塾の指導を終了させて頂くことになりました。

 その間、多数の練習生が来て頂いたことに、深く感謝します。

 16年前、警察署の武道場で空手の練習をしていた時、同じ道場で先に練習を終えたグレイシー柔術の先生と出会い、良く知らずのまま練習試合をお願いし、立ち合って構えた瞬間、タックルされ馬乗りになられ、2回目も同じ体制になり、殴る仕草はされたのですがポーズだけで、紳士的に対応して頂きました。

 それが柔術のマウント・ポジションだと、その後に知ることになりました。

 私自身、柔道経験もあり、空手の優位性を確信しておりましたが柔道とは何かが違うと感じ、自分の空手の幅が広がり有益に成ると信じ、その場で入門を決め、グレイシー柔術を始めることになりました。

 柔術を通じ、色々な空手流派の諸先生方(特にフルコンタクト空手)と知り合い、技術の交流、勉強をさせて頂き,私の空手人生を楽しく過ごさせて頂きました。

 その後は空手の苦手とする接近、タックル等に対処出来る、総合的な格闘技を模索しながら
制空塾を立ち上げさせて頂き、沢山の練習生も来て頂きました。

 総合的な格闘技練習をする間も、様々な格闘技の方達にも出稽古に来て頂き、本当に有り難う御座いました。

 出稽古には柔道の選手、他の総合格闘技の方、沖縄柔術の海兵隊の方、他道場の柔術の日本人、ブラジル人、トルコ人、或る空手の流派、○道塾の方には練習試合でボコボコに殴られた楽しい思い出もあります。


 今後は、私自身、この様なスタイルの指導は無理かも知れませが楽しく、空手人生を過ごさせて頂いた皆様に感謝します。ここでの過去の練習生達はもっともっと、沢山の流派で学び、格闘技人生を楽しんで下さい。勝手な言い訳でしたが又、何処かで会ったら酒でも飲みましょう

 残りの人生は、空手協会の空手指導と、私個人の生涯の格闘技人生として楽しんでいきます。