らくがき帳三
■■ 僕の外国旅行よもやま話・・・その四 ■■ 1998年３月１８日 記
初めての海外旅行（インド、中近東、ヨーロッパ編）
私が初めて海外旅行を思い立ったのは１９才の時、著者は忘れましたが「リュック一つで世界一周」 と「青年は荒野をめざす、・著者 五木 寛之氏」らの本が出回っており、 多数の若者は旅へのあこがれを掻き立たされたものです。 それらに強く影響を受けた私は、 とうとう旅立ちの決心をしました。家族、特に母親には「友人と一緒に２週間ぐらい香港に行く」 と説明し、そのまま一年間の貧乏放浪旅行に出発してしまいました。(旅行費用として交通費＋滞在費共で１０万 でした。) 旅の足はまず最初に当時フランス船が 横浜からフランスまでの航路を運行しており、当時は北回りは鉄道でソ連回り「ナホトカからヘルシンキ」、南回りでは 「フランス郵船、MM LINE」が貧乏旅行の有名な定番でした。 まずタイ国（横浜からその船で３万円位の船賃でした。）を最初の一歩としてその船で渡り、その後そこからインド、カルカッタまで飛行機で飛びました。 日本国内では高い飛行機での交通手段も海外では当時でも安く、更に船の中で知り合いになったタイ人のコネで ２万円ぐらいでタイからインド、カルカッタまで行けました。 〔ひょっとしたら現在のレートの方が安いかもしれません>） そして、カルカッタから一年間の長い 私の貧乏旅行記 は本格的に始まるのです。 （残念ながら当時の写真は友人の家にアルバムを置き忘れ、その友人はインドに又行く、と言ったまま ２４年間、消息不明で連絡が取れません。（川崎氏・・連絡下さい。）写真は勿論白黒写真です。） |
二回目の旅（イギリス、スペイン、モロッコ編）
初めての海外旅行から１２年目、３２才に成り、生活も落ち着いた頃、やはり退屈はいけません。奥様に無理を言って,一年間の旅の時間をいただきました。（ほんとに男って勝手なんだから・・・。） 残念ながら、この辺は詳しく書けません、きっと、涙、涙の修羅場があった事でしょう。 そして、 二回目の旅の始まり がまたもややって来たのです。 今回は、少なくても貧乏旅行ではありませんでしたが、半年の予算で一年間滞在したのですから結局 貧乏旅行なってしまいました。前回と違うのはカメラがあり、しかもそのカメラは カーラー写真 と言うことです。 今回ご紹介している写真は全てこのときの写真と言うことになります。 イギリスに半年、スイスに３ヶ月、ヨーロッパ各地、にスペイン、モロッコになります。 （文章だけには成りますが何と言っても本当のおもしろさは第一回目のインド、中近東、ヨーローパ編です。） |
